村上恒明
　コロナ騒動ですっかり生活の様式が変わってしまいましたが、最近少し戻ってまいりました。まず全国旅行支援を最大限に
活用させてもらっています。
　１０月は、富山方面で、高岡の大仏様を拝観（これで奈良、鎌倉、高岡の三大仏を制覇いたしました）、次いで国宝の端龍寺
に立ち寄り、氷見に足をのばし、ぶりを堪能、藤子不二雄生誕の光禅寺を訪ね、翌日は富山市内をぶらぶらしました。
　１１月は、長野の「そば」で有名な戸隠神社を徒歩で宝光社から奥者まで５社すべてを走破いたしました。泊まりは幹部学校の
川中島史跡研修の際宿泊した戸倉上山田温泉に決め（勿論官給宿舎より数段グレードアップ）翌日は姨捨駅からの日本三大
車景一つを楽しみ、新婚旅行以来５０数年ぶりの松本城を散策いたしました。
　近くでは草津、箱根も活用いたしました。なにせ、５０００円にクーポン３０００円は大きいです。
　昔から嗜んでいる囲碁は仲間との交流が途絶えたので、もっぱらパソコンを利用しております。
こういうものは数をこなせば上達するのが普通ですが、ふしぎとやればやるほどレベルが下がり、２段から初めて、今では１級
と２級を行ったり来たりの情けない現状です。
　地元に対する貢献は、区の下請けで地元の名所、旧跡を案内説明するボランテアで、若い女性の職員の指示のもと、昔では
考えられない素直な態度で動きまわっております。
　ここ中原街道沿いは、徳川御殿跡とか、５代執権時頼が産湯を使った池（勿論本物では有りません）がある西明寺とか、ニケ領
用水とかの遺跡があり勉強するネタには不自由しません。
準備のための下見にかこつけ帰りに一杯となります、どっちが目的だか分からないのは昔から全く変わっておりません。
　個人的には、コロナ以前はＹＹ会（秋沢、阿部、山長、田中、村上、伊藤、）で歩こう、飲もう、会をやっていたのですが、それも
途絶えたので、地元の酒の好きそうな人に声をかけ散歩仲間で近郊を歩いております、東京１０社（根津，神田、亀戸、白山、
王子、芝、日枝、品川、富岡、氷川、各社）めぐりとか、銀座裏路地稲荷めぐりとかですが、勿論真の狙いは終わった後の一杯
です。
　家族は、６年前息子が隣に家をかまえましたので、もっぱら小学２年生の孫娘のお供を、これも素直な態度で尽くしております。
上の６年生の女の子のほうは、もうまぶしくてあまり近寄れません。女の子の成長はほんとに早いですね。
最後にもう一つ、相続税の勉強をしております、税務署に赴き分厚い「相続税申告のしかた」を戴いてきて数字を書き込んで
おります.。昔ならわれわれ庶民には関係のない事項でしたが、マイナンバーとか個人金融資産把握の制度が出来て税務署を
なめるわけくなりました。

臼井文夫
　通院、デイサ−ビス通所、自宅周辺の散策が中心の生活です。
・デイサ−ビス：登山中の転落による後遺障害、身障者4級、要介護2級
・病院：内科　高血圧、高脂血症等
眼科　緑内障、白内障等
泌尿器科　PSA値の上昇
　皮膚科　、耳鼻咽喉科、整形外科、歯科

柚之原史郎
　同期の皆さん如何お過ごしでしょうか。小生パーキンソン病と認知症を患い、グループホームに入居し専ら病状回復に努めて
おります。
昨年秋ごろより日課のウォーキング中に体調に異常を感じ始め、体のバランスや日常の会話も日を追うごとに覚束なくなり、本年
夏ごろ国立長崎医療センターで検査の結果、パーキンソン病と診断され、体調が極度に悪化、電話に出るのもパソコンに向かう
ことも出来ない有様で妻の介護に頼る日々が続いていましたが、妻も脳梗塞で救急搬送され左半身に麻痺が残る事態となりました。
　万事休す。俗にいう老々介護も成り立たず、急遽家族会議の結果去る９月２０日前後に小生は息子が管理する隣県佐賀の施設
に入居し、妻は名古屋の実子の下で夫々療養を始めています。
　小生は幸いにも佐賀県でいい医者に恵まれ病状がかなり回復し、長時間かけながらも本メールが打てるまでになりました。
妻も症状が安定している模様で、互いの無事を確かめ合いながらの生活を送っています。
　最後に同期の皆さんの安康をお祈りいたします。

石橋利宏
　「この手だけ置いて行って・・・」急性白血病で入院中の妻を殆んど毎日午後一杯時間をかけて病室で看病していたが、「じゃ又明日」
と別れる前に差し伸べた私の手を悲しそうな目をして握り返して言った言葉。苦しんだ６か月の闘病生活も甲斐なくついに妻は逝った。
あの日からもう４年が経った、淋しい独り暮らしです。
一年前からケアプランセンターから週２回ヘルパーさん（いずれも女性）が来て、生活は五時起床、簡単なストレッチ運動、３度の食事
作り、洗濯、音楽を聴きながらの習字、夕方は五時入浴、５時半飲み方始め、８時か９時に就寝、夜中に４・５五回トイレ、とにかく
夜がこわい。
現在産婦人科と脳神経外科以外殆ど全部の科で治療中、あとはPPKを願うだけです。

岩田貞一
　海外からの労働者を支援する会の顧問をしていましたが、現在はリタイアのんびり過ごしております。健康状態は可もなし不可も
なし幸いにしてコロナにも無縁、医療費削減に協力しております。

山長眞一
　インフルエンザとコロナ５回目のワクチン接種を終えたところで、「それなりに」元気です。
しかし、ここ半年程は、手と口は達者ですが、先ず腰を痛め、それが右足にきて、早歩き、長歩きに難儀しています。
カレンダー兼用の家族予定表にも、女房に比べ、コロナ禍とあいまって、私の予定はほとんど無く、僅かに「かかりつけの医者
通い」日時を書き込んでいる程度です。
　従来の生活と大きく変わった点は、「ゴルフ」からの引退と現役時代から楽しんできた「畑」をやめ、時々、昔の仲間と夕方の
畑で「一杯」程度になったことです。
　ところで、結果として「多病息災」をモットー（？）に過ごしてきました。 「がん」こそ経験していませんが、入院・手術を伴う病歴は、
自慢ではありませんが、多彩にわたり、発症順に、くも膜下出血、心筋梗塞、鼠径ヘルニア、腸閉塞、心不全、胆管結石、胆のう
摘出、心房細動等を数えます。
　病名は多いのですが、幸い、それぞれに後遺症もなく完治し、現在は「心房細動」に対する「薬での対処」が主体で、晩酌、車の
運転主体で、晩酌、車の運転、会合出席等日常の行動には何ら支障はありませんが、血栓の発生に伴う脳梗塞予防のため
「血液サラサラ」を心掛けています。 以上、長くなり、私の「今生の辞」みたいになりましたが・・・
先ずは夫婦ともども健康第一、孫たちの成長を見守り少し頑張りますので同期の諸兄！よろしく！

秋元 尚
　高齢を痛感している日々でが、歩行はヨタヨタしており車は廃車したので家の周辺で過ごしています。体調は、特に病気はなく
不整脈のほか異常はありません。

田中 章智
　　健康面 　
令和３年４月と５月に膀胱腫瘍切除術を受け、膀胱癌と診断され、幸い転移等無く、再発予防と治療のため、所要の処置を
実施し、３ヶ月ごとに精密検査を受け、経過観察中です。 現在までのところ異常なく経過しております。 　 　

　日常生活等
　日常生活は、健康上の支障は無く普通に過しております。 平成２３年４月から、「明るい選挙推進協議会」（総務省隷下の
組織）の委嘱を受け『明るい 　選挙推進員』を務めて居ります。また居住地の団地自治会の副会長を引きうけ、それなりに
忙しく過しております。老化防止になっているようです。

矢後 長洋
　 ８７歳となりました。５４歳で自衛隊を定年となり、自衛隊の斡旋で就職。パソコンを使う仕事をして６０歳で定年。パソコンを
使えるということで、職安の紹介を受けて就職。ワードプロセッサー２台を女性が使っていましたが、それを全部パソコンに
取り込み、女性の仕事を奪ってしまいました。
いつでも退職しても良いと考えていましたが、７０歳まで仕事をしました。
ところで２年前の８５歳の時に外階段で尻餅をつき、手のひらに痺れが出て、医師に相談して手術を受けました。
病名は頸椎性脊髄症ということで、椎弓形成術を受けました。当初「要介護２級」の認定を受けましたが、現在は、「要支援２級」
になって、週１回送迎を受け、リハビリテーションを受けています。医師からは、「毎日５千歩を歩くよう」言われていますが、
なかなか達成できていません。
　 また、胃腸の調子が悪く、「順天堂東京高等高齢者医療センター」で７月２２日に「胆のうの摘出手術」を受けました。これに
は驚きました。腹部に４か所の穴の後があるのみで手術痕がありません。
　 そんなことで、十期和会も欠席しました。来年は、ぜひ出席したいと思っています。
　 余生と共に終末を意識する昨今ですが、願わくば海を眺めて歩み来た道を振り返りながら静かに往きたく思います。