８　ゴブリンバレー州立公園
		ゴブリンバレー州立公園は、今回訪れた中で一番北の端にあります。 「ゴブリン(goblin)」というのは、いわゆる「小鬼」のことで、愛嬌たっぷりの可愛い小鬼が並んでいました。
	ゴブリンバレーの入口に並ぶ三人官女？ 　自然の造形にしてはうまくでき過ぎているようで、昔の原住民が作ったのではないかと思うほどです。 　黄褐色の岩が丸く侵食されてこのような形になったそうですが、ユニークな姿に見ていて微笑んでしまいます。 　中には目と口が付いているようなものもあり、夜になると踊り出すのではないかと思うほどです。 　小さいようですが近寄ると結構大きいものです。 　ここは悪童達の遊び場と化し、上まで登って騒いでいました。 　信楽焼きの狸のような形のものもありました。 　最初のが三人官女」なら、こちらは「五人囃し」か？ ちゃんと目も付いていて、マスコットに欲しいくらい。 しかしこれは高さ20mを優に超す大きいものです。下を散歩している人と比べてみてください。 　これはくらげか？それとも宇宙人か？、想像力をかき立てられます。 　思わず声を出して笑ってしまいました。 　「ゴブリン」というのはここで付けられた名前ではないでしょうか。 小鬼学校の運動会が始まったようです。 　豊かな表情がここにもありました。本当に人間が手を加えているわけではないでしょうね。 　最後に撮った1枚がこれ、空に浮かぶ雲までが、岩と一緒に造形を楽しんでいるような気になりました。