2　白浜フラワーパーク
			房総半島最南端、野島崎灯台の近くに「白浜フラワーパーク」という花の観光施設があります。 　北風が山で遮られ、南側に面した敷地面積３３０００平方メートルの広い花畑には可憐なポピーが一面に植え付けられ、白間津と同様にこちらにも観光や花摘みなどで大勢の客が訪れていました。
	白間津の花畑がストックが主役であったのに対し、こちらはポピーが売り物のようです。 　見事に咲き誇るポピーの花摘みを楽しむ親子の姿が見えました。 　ポピーの日本名を”虞美人草”というのを知っているのでしょうか。 　南国の雰囲気が漂う庭園、熱帯樹の間から海が見えます。 　樹の近くまで来てみると、紺碧の太平洋が広がっていました。 　遥かに伊豆大島が望まれます。 　見上げると、椰子のような背の高い木が聳えており、昨年行った沖縄の海岸を思い出しました。 　再びポピーの畑へ行ってみると、係りの人の指導を受けながら花摘みをしていました。 　ポピーの花摘みは開花した茎ではなく蕾を摘むので、集めてもきれいな花束にはなりません。 　 　開花直前の蕾を探して摘むのがコツだそうで、良く見ると花弁の色に色づきつつある蕾があります。 　奥に見えるドームは大温室です。 何があるか、行って見ることにしました。 　この大きなドーム温室の中は熱帯植物が繁茂し、南国さながらの景観でした。 　バナナの花です。 実は鈴なりに付いているのに、花は１個だけなのですね。 　”ストレチア”というのは”極楽鳥花”とも呼ばれる観葉植物ですが、こんなに大きな株は初めて見ました。 　名札を見ると”巨大ストレチア”と書かれていました。 　普通の”ストレチア”が大きく育ったのか？それともそういう種類なのか？興味が湧きました。